暑さ寒さも彼岸までと古来より言われてきましたが、一昨日の朝は、薄っすらと庭に雪がありました。タイヤ交換をする予定でいましたが、先延ばしにすることにしました。カワズザクラは満開、ソメイヨシノの蕾もだいぶん膨らんでいます。サクラが咲いたからと言っても、花冷えと言う言葉があるように昼夜の寒暖差は大きなものがあります。そのような日々を繰り返しながら本格的な春へと向かうことは間違いありません。
僕たちは日々の生活の中で、人生に躓くことは珍しくありません。その躓きをものともせず、果敢に生きて行くことが出来る人を僕は羨ましく思います。大抵、多くの人は躓きに尾を引き悩みと苦しみを味わう結果となっていると思うのです。その慰めはどこから来るのでしょうか。やはり神以外にありません。神は僕たちを功のないままに子として下さいました。喜びも苦しみも僕たちの人生の全ては神の御手の内にあります。これより偉大な慰め、そして救いはありません。僕たち人は、創造主である神の所有物なのです。ですから神の意志に因らなければ、髪の毛一本ですら抜け落ちることはありません。僕たちは神の子でありますから、僕たちの国籍は天にあります。従って僕たちが帰る場所は天なのです。このことを思うとき、悲しみも苦しみも人生の一点でしかないことを思い知らされる心持です。その一点を忍耐すれば必ず解き放たれる時が訪れます。陽の光を浴びながら堂々と神が示し給う道を歩むことが出来る日が訪れるのです。夜には憩いの時が与えられます。僕たちの歩む道は僕たちには判りません。歩んできた道は確実なものとなりますが、見えない未来への道を神が備え給うことを信じ確信し、この世の生きざまを天に刻みたいと思います。明日からまた新しい週が始まります。新たな週に平安がありますように。
今週の讃美歌
讃美歌1編500「みたまなるきよきかみ」多重録音 (youtube.com)