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敵を愛する。

 梅雨に入ったと言うのに毎日快晴の日々です。来週から半ばから梅雨らしい天候になると言う予報でした。僕の畑は乾ききり、毎日野菜に水を与えなければならない状況です。野菜の育ち具合を見ていると、今年はいつもの年と違います。この夏は猛暑になるとも言われている昨今、やはり異常気象なのかなと思う次第です。

 

 今週は週明けから気分のすぐれない日が続きました。事の次第は、僕の身近にいる女性から、僕の胸を突き刺すような言葉を浴びさせられたことにあります。そのことを引きずっての一週間でした。腹八分と言う言葉があります。これは食べることのことだけではなく、何事にしても二分は残しておき、腹一杯のことを言ったり行ったりしてはならないのです。それが美徳と言うものかもしれません。イエスは弟子であるヨハネを、その性格の激しさから、雷の子と呼びました。この女性は僕にとっては、雷の子です。

 

 

 人にしてもらいたいと思うことは、人にもそのように施しなさい。聖書はこの様に教えています。逆手を取れば、人からされて辛い思いをしたならば、人にはそのようにしてはなりません。と言う事になります。しかし、人は身勝手で人から辛い思いをさせられたとするならば、その人を悪く思い、仕返しさえしようとするのです。目には目を歯には歯を的志向です。この言葉の本来の意味は、報復せよと言うものではありません。僕は人と争うことを好みません。しかし、生きている限り何かしらで人と争う場面が幾度となく訪れるのがこの世の常です。それをいかにして乗り切るかが、僕に与えられた試練であると思うのです。

 

聖書の言葉

 人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。 自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵みがあろうか。罪人でも、愛してくれる人を愛している。また、自分によくしてくれる人に善いことをしたところで、どんな恵みがあろうか。罪人でも同じことをしている。返してもらうことを当てにして貸したところで、どんな恵みがあろうか。罪人さえ、同じものを返してもらおうとして、罪人に貸すのである。
 しかし、あなたがたは敵を愛しなさい。人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい。そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。」<ルカによる福音書6章31〜36>

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