今日は久しぶりの快晴のように思えました。このところづっと思い雲の垂れ込め雪がちらつく日が続いていましたので、少しばかり嬉しい気分に浸りました。地に這うように生えているイヌノフグリをつぶさに見ると、ひとつふたつと花をつけています。大寒のうちにあっても、春が近づいて来ています。四季の移ろいは、ノアの洪水の後に神が約束されたものです。
『地の続く限り、種まきも刈入れも暑さ寒さも、夏も冬も昼も夜も、やむことはない。』(創世記8:22)
巡る季節は神の恵みです。先人達は、その季節ごとになすことをなし、また、先の季節を読んでは食糧を貯え収穫のない季節にひもじい思いをすることがない様にと食糧にと干したり、漬けたりしてきました。神が人にお与えになる知恵は計り知れません。のどかに巡る季節の風景を眺めて、歌を詠んだりしていた人はほんの極僅かでしょうね。