まもなく4月と言うのに、今日も昨日も雪が舞いました。ウグイスのさえずりを聞き、そしてちらほらと咲き始めた梅の花を見ながら、やっと春がやってきたんだと思っていました。雪が舞ったからと言って季節が逆戻りすることはあり得ないので、不順な天候と言うことです。ニュースによると、2010年までの10年間の地球の気温の上昇率は過去最高値だそうです。二酸化炭素排出削減策の対策を早急に講じなくてはならないと述べられていました。次の世代に健全な環境を残す為に、僕達は今何をすべきなのかをもっと具体的に真剣に伝えること。そしてそれを実行することだと思うのですが、このような考え方は少数派なのかもしれません。世の中には矛盾がまかり通り、様々なしがらみがありますから強く言えない部分もあることは確かです。経済発展優先、朝の命よりも今日の快楽的志向。
2週間後は、主イエスキリストの復活祭です。何一つ罪を犯さなかったイエスが、十字架に掛けられると言う、恥辱に満ちた死に方をしなければならなかったのです。イエスを十字架の死へと向かわせたのは紛れもない人の仕業です。イエスを信じるものが、誰一人として滅びることなく永遠の命を持つようにと、この世に遣わされた者の最期の姿です。しかしキリストは人類の最後の敵である死に勝ち、死人中から甦った最初の人です。自らを十字架に追いやった人を赦し、地上での死の後も更に生きるようにと道を開いてくださったキリストの愛に心を留めてみましょう。