春先に畑に植え付けた作物が収穫の時期を迎え、カリフラワー、キャベツ、ジャガイモ、キューリなどが採れています。『地よりパンを出だしたる神の御名はほむべきかな。』収穫に感謝の念を覚えます。僕達の命を繋いでくれる尊いものだからです。これらの食材は、自らが育てたから、採って食べて当然だと思ったとしたらそれは間違いであります。僕達は神の許しなくしては、何も採ることは出来ません。ですから食事のごとに感謝の祈りを捧げるのです。
神はノアとその子らとを祝福して彼らに言われた、産めよ、ふえよ、地に満ちよ。
地のすべての獣、空のすべての鳥、地に這うすべてのもの、海のすべての魚は恐れおののいて、あなたがたの支配に服し、すべて生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう。さきに青草をあなたがたに与えたように、わたしはこれらのものを皆あなたがたに与える。<創世記9章1〜3>
またイエスは言われました。「人はパンのみによって生きるのではない。神の口から出るひつひとつの言葉によって生きるのである。」<マタイによる福音書4章4>
前者が形ある食物とすれば、後者は霊的な食物です。日ごとに人を養われる神を讃えつつ、食の有り難さに感謝を捧げて行きたいと思います。僕達は、この二つの食物によって命を繋がれているのです。