2016.05.28 Saturday
時の経つのも早いもの。ややもすればもう6月です。光陰矢の如しとはまさにこのことでしょうか。今日は教会をたてられた建築会社の方が、教会の写真を撮りに来られると言うので、礼拝堂に花を生けました。なんでも会社案内に掲載するそうです。普段の礼拝の時は献花台に鉢植えの花を捧げています。しかし花を生けながら、やはり生け花はいいものだと思いました。
先週も引用した御言葉ですが、野の花を見よ、野の鳥を見よと福音書に記されています。デジタル社会の中で、自然から学ぶものが少なくなっている昨今です。しかし花と向かい合っていると優雅な気分、心静かな気分になるのです。自然は神が定められた天の法則、地の法則に歯向かうことはありません。神が創造されたものの中で、神に背を向けたものは人間だけです。その人間によって、自然も大きく変化を遂げたました。地球温暖化が顕著な現れです。生態系への影響は否定できません。工事などで大きくえぐりとらえた山を見ると胸が痛む思いです。そこにはホテルなどの観光施設が建ったり、住宅地になったりしてゆきます。自然との共存を真剣に考えるべき時は既に遅いかも知れません。