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いつも喜んでいなさい。

 今月も訳なく月末になりました。今月を振り返ってみても僕はこれと言った足跡を残すことは出来ませんでした。平凡な日々の連続です。しかし、思って見れば平凡で良いのかもしれません。悪いことがあっては辛いのですが、これをしてやろうと高を括ってみても空振りに終わるのが関の山です。ただ思うのは、自分を喜ばせるための日々ではなく、何をするにも、神を喜ばせるための日々でありたいと思うのです。享楽にふけり、浪費をし、自分の思いを満足させることは簡単なことです。しかし、神を喜ばせる生活とはいかに難しいことでしょうか。僕たちの身も心も、僕たちのものではなく、神のものなのです。ですから、神を喜ばせ、神に栄光を帰するのが僕たちの本来の生き方です。これが苦であるとしたら、僕たちの人生は虚しいものとなってしまいます。

 

 

 僕たちの人生は神と共にあります。神の方から僕たちに寄り添って下さるからです。だからと言って順風満帆な人生を送ることが出来ると思うのは浅はかな考えです。苦にある時も神は僕たちを祝福の内においてくださいます。自分の思いがかなった。神に感謝を捧げよう。これは誰もが思うことです。しかし、苦の内にある時にも感謝の祈りを捧げたいのです。嘆きの祈りではありません。いつも喜んでいなさい。どんなことにも感謝を捧げなさいと聖書は教えています。新しく始まる週が祝福の内にあり、いつも喜び、どんなことにも感謝を捧げる日々でありたいと思います。良い週末が与えられますように。

 

聖書の言葉

 いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。<テサロニケの信徒への手紙第一5章15〜18>

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契約の虹

 日中は暑さの中にあっても、夜は幾分涼しくなってきました。虫の声も聞かれるこの頃です。背面では、物静かに秋の気配が感じられます。僕が浜松市在住中には、夏になると毎週のように上がる花火大会に出かけたり、夏の風物詩である遠州大念仏を見に出かけたりしたものです。遠州大念仏とは、三方ヶ原の合戦の時に戦死した武田軍の霊を慰めるために始まったものと聞いています。市内には、小豆餅、銭取、布橋など三方ヶ原の合戦に由来した地名が多く残っていました。今年の夏は猛暑になるとの長期予報でしたが、確かに暑いにはしても予想していた猛暑ほどのことはありませんでした。この先の残暑がどうなるのかが気になります。

 

 

 先週僕は一通の手紙をあるところへ宛てて送りました。その返信が届いたのですが、その内容に衝撃を受け、この一週間はそのことが僕の心を苛んでいました。この気持ちを新しい週にまで携えてゆくのだろうかと僕の心の内は複雑な気持ちと不安で満ちていたのです。毎日神に祈りを捧げてきました。そして今日のことです。夕方、家路についた時、大きな虹がかかっているのに気が付きました。虹を見るのはもう何年もなかったように思います。最後に見た虹がいつであったかも記憶がありません。虹は神が契約の徴として設けられたものです。僕はふとそのことに気が付きました。虹の現象は科学的に解明されていますが、神を信じる者にとっては、神の救いの御業であるのです。明日からの新しい週を新たな気持ちをもって過ごすことが出来るような気がします。

 

聖書の言葉

 神はノアと彼の息子たちに言われた。「わたしは、あなたたちと、そして後に続く子孫と、契約を立てる。あなたたちと共にいるすべての生き物、またあなたたちと共にいる鳥や家畜や地のすべての獣など、箱舟から出たすべてのもののみならず、地のすべての獣と契約を立てる。
 わたしがあなたたちと契約を立てたならば、二度と洪水によって肉なるものがことごとく滅ぼされることはなく、洪水が起こって地を滅ぼすことも決してない。」更に神は言われた。「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。
 すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。わたしが地の上に雲を湧き起こらせ、雲の中に虹が現れると、わたしは、わたしとあなたたちならびにすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた契約に心を留める。水が洪水となって、肉なるものをすべて滅ぼすことは決してない。雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。」神はノアに言われた。 「これが、わたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである。<創世記9917

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夏の思い出

 サルスベリの花が美しく咲き乱れるこのごろ、コスモスを秋桜と言いますから、僕はサルスベリを夏桜と呼びたいと思うのです。サルスベリの花には特別な思いがあります。20余年ほど前、僕が籍を置いていた教会の協力牧師と気が合い良い関係にありました。このサルスベリの花の咲く中、上高地への旅行に出かけた思い出があります。その後も駒ケ根、茅野と旅行を楽しんだものです。結婚式の司式をして頂いた牧師もこの方でした。

 一年契約の牧師でしたので、翌年の3月には教会を後にされました。

 

 

 その後17年目に、僕が送った一通のメールから関係は復帰し現在に至っています。現在はロンドンで宣教にあたっておられます。この若き日の思い出を僕は心の内に大切に包み込んでいます。過ぎし日々を懐かしい友を忘れても良いものかと蛍の光の原詩は記しています。僕の心に響く歌詞です。懐かしい日々を思い出として大切にすることは誰にもある心情です。また、過去の悲しみを引きずって生きて行かなければならないことも多々あることです。しかし、僕たちにあるのは、過去の上に立つ今の現実であり過去は既に過ぎ去っているのです。過去のしがらみに心を囚われては将来はありません。僕たちにあるのは、現在と未来への神の約束です。その日一日に感謝を捧げ、日一日と進む時の中に僕たちが進むべき道を見出し、神がその道を整えて下さり御心を示して下さるように祈る日々でありたいと思います。

 

 協力牧師であった方は今年9月に一時帰国されます。お会いできるかどうかは分かりません。しかし、お会いできたとしたら神への感謝と将来を語り合いたいと思います。

 

聖書の言葉

 見よ。神の幕屋が人と共にあり、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、彼らの目の涙を全く拭い取って下さる。もはや死もなく、悲しみも叫びもない。先のものが既に過ぎ去ったからである。、<ヨハネの黙示録2134

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人生の拠り所

 蒸し暑い日が続くこの頃、気がかりなのは台風の動きです。大型で動きも遅い。甚大な被害をもたらす可能性が非常に高いと思うのは、気象予報士だけではないと思います。何事もなく、ごく普通に通り過ぎてくれることを願っています。僕は今までに気象の変異によって被害を被った経験がないので、家も財産も、そして家族さえ失った被災された方々を思う時、強く立ち直って頂きたいと祈り願うほかありません。

 今年の気象はやはりおかしい。以前にも記しましたが、畑の作物が一向に育たないこと、

そして本日の画像の百合の咲く時期が遅れていることなどでそのことを感じています。この百合は例年ならば6月に花を咲かせていました。ところが今年は8月です。異常気象は自然が教えてくれます。またそれは、僕たち人類に対する警告であると認識するべきであると思うのです。

 

 

 この先、僕はよく生きても25年〜30年です。その間にこの世の中はどんな風に変わるのだろと思いを馳せます。神は人を邪悪な者には造られませんでした。神のかたちに似せた良きものとして造られたのです。いかなる時も世にある限り、神の栄光と慈しみを語り続けてゆく人生でありたいと思います。そして僕たちの体は、僕たちのものではなく、神のものなのです。神の意志によらなければ髪の毛一本でさえ抜け落ちることはないのです。神から頂いたこの体を大切にすることは、僕たちの義務です。悪いところがあれば医者に診てもらい治療をしなければなりません。また不摂生な生活を避けなければなりません。

自分を喜ばせることよりも、神を喜ばせることをしなければならないのです。その指針となるのが神の言葉である聖書です。

 今週も終わりです。明日から始まる新しい週に、同じ思いを抱く兄弟姉妹と共に苦楽を共にし、神に栄光を帰したいと思います。

 

ハイデルベルグ信仰問答

問1 生きるにも死ぬにも、あなたのただ一つの慰めは何ですか。

答え 私が私自身のものではなく、体も魂も、生きるにも死ぬにも、私の真実な救い主イエス・キリストのものであることです。

     この方は御自分の尊い血をもって私のすべての罪を完全に償い、悪魔のあらゆる力から私を解放してくださいました。 また、天にいます私の父の御旨でなければ、 髪の毛一本も落ちることができないほどに、私を守っていてくださいます。 実に万事が私の救いのために働くのです。

      そうしてまた、御自身の聖霊により私に永遠の命を保証し、今から後この方のために生きることを心から喜び、またそれにふさわしくなるように、整えてもくださるのです。

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